スピード感をもって、世界最先端の技術を追い続ける。
メカエンジニア
大橋
2001年入社
数年で技術革新が起きる業界で勝負する。
私の前職は電力関連業界。熱交換器の機械設計をしていましたが、生活に欠かせないインフラということもあり、数年から十数年といった長期スパンで開発を行っていました。そこで、もっとスピード感を持ちながら、色々なことに挑戦してスキルを高めていくモノづくりをしたいと思い転職を決めました。半導体業界は技術革新が先行しており、開発のスピードやスパンが短い、眠らない業界というイメージがありましたが、まさにそのとおりでした。それは私の入社当時も今も変わっていないですね。
数年で新しい技術が生まれ、世界を舞台に激しい技術競争が行われています。このスピード感は私が求めていたものでしたし、常に最先端を追い続けるのは難度が上がっていきますが、やりがいや楽しさは大きいですね。装置が完成してお客様に使用いただける、という機会も数多く経験することができます。
設計の枠を超えたモノづくりができる。
現在は5名のメンバーのマネジメントを担当しながら、プラズマを制御してウェハーのエッチングを行うプロセスチャンバーに関する設計も行っています。プロセス中に発生する数千ワットのプラズマ熱を均一にコントロールしパーティクルを防止するために必要なもので、求められるウェハーの温度は室温から数百度までものによって様々です。最先端の装置では誤差1度を実現しています。評価~実行~検証というPDCAサイクルを自律的に回しながら、開発スピードとともにコントロールの精度、安定稼働、トラブルの少なさといった装置の完成度を追求していくのです。
結果、当社の装置の完成度は世界的な大手半導体デバイスメーカーをはじめとしたお客様から高く評価されています。半導体製造装置のメカエンジニアは、熱、電気、材料、化学、物理など様々な知識が必要となり、単なる設計だけではない幅広いモノづくりに身を置くことができます。社内でのサポート体制はしっかりしていますし、わからないことがあれば気軽に相談できる環境です。エンジニアとして何かひとつでも強みがあれば、そこから業務を通して各知識を蓄えていくことで活躍していけると思います。